事業所の約6割前後が「人手が不足している」という介護業界ですが、その原因を解決策を探ってみました。
介護業界の離職率は決して高くない
産業別の入職と離職 より抜粋
上記のグラフは厚生労働省が調査した業種ごとの離職率を離職率が高い順に並べたものです。
介護系の職種は上記の「福祉」に当てはまります。
上記のグラフをご覧いただければ分かる通り介護業界は決して離職率が高いわけではないことがわかると思います。
介護業界が人材不足に陥る理由
ではなぜ、介護業界は人手不足に陥るのでしょうか?
理由1.少子高齢化により需要と供給のバランスが崩れている
下記のグラフをご覧ください
データは 1 高齢化の現状と将来像|平成28年版高齢社会白書(全体版) – 内閣府 より抜粋
年々高齢者人口が上がり、更には1995年から生産年齢の人口が下がっていることがお分かりいただけると思います。
生産年齢人口とは
年齢別人口のうち労働力の中核をなす15歳以上65歳未満の人口層。 これに対し15歳未満の年少人口と,65歳以上の老年人口を合わせたものを被扶養人口という。 日本の生産年齢人口は2013年4月時点,7901万人で総人口の62.1%を占める。
生産年齢人口(せいさんねんれいじんこう)とは – コトバンク より抜粋
つまり、労働力としてみなされる年齢層のことを生産年齢と言うのですね。
理由2.求人を出しても応募が来ない
介護業界が人材不足に陥る理由の1位は「応募が来ない」というマイナビニュースによる調査結果があります。
理由は
- ニュースや3Kなどにより介護業界のイメージが悪い
- 業務内容が分からない
- 求人広告が悪い
などです。
更に詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしょうか?
以上が介護業界が介護業界が人材不足に陥る理由と原因でした。