最先端の研究・産業用レーザーや光学機器などの輸入、販売をしている「株式会社日本レーザー」という会社が、「23年連続黒字」「10年以上離職率ゼロ」を実現している。
2008年のリーマンショックや、その後の不況も乗り越えてこの数字を出せた理由は、社長が“ありえないレベル”で社員を大切にしてきたからだという。
日本レーザーの代表取締役社長・近藤宣之氏の信念は以下の3つだ。
「『人を大切にする経営』の実践こそ、会社を再建・成長させる〝たったひとつの方法〟である」
「会社の発展は、社員のモチベーションが9割ではなく、10割」
「会社は、雇用を守るために存在する」
また、「社員が絶対に辞めない3つの条件」は以下の3つ。
(1)「言いたいことが何でも言える明るい風土がある」
(2)「社員が会社から大事にされていると実感している」
(3)「(社員が)会社は自分のものだという当事者意識を持てている」「23年連続黒字」「10年以上離職率ゼロ」を達成した会社社長が教える経営手法
社員のモチベーションを高める2つの方法は「社長の笑顔」と「社長の声がけ」だという。