ダスキン　外国人による家事代行始動　市場規模を6000億円へ

　家事代行業最大手のダスキンが、国家戦略特区で解禁された外国人による家事代行サービスの提供へ本格的に動き始め、17日、25～38歳のフィリピン人女性８人が初出社した。

担当の岡井和夫取締役は「３～５年後には当たり前のように外部に家事を委託し、外国人もその中で働く風景が日常的になると思う。そのような社会変化の中、一緒に頑張りましょう」と８人にエールを送った。

家事代行市場は、一人暮らしの高齢者や共働き世帯の増加により拡大基調にある。経済産業省の資料によると、家事代行の市場規模は2012年度に約1000億円だったが、今後約6000億円まで膨らむ見通しだ。外国人による家事代行始動　ダスキン、人材確保の切り札